気になる毎日の動悸について

どの場所で、

どんな体制でいることが、

動悸を感じない、気分的にラクになるかを

探している

そもそも、感じる動悸は、すごく気になり、ストレスにもなる

 

 

みなさんは「動悸」を感じたことはあるでしょうか。 「動悸」は症状の名前であって病名ではありません。 動悸とは通常自覚しない心臓の鼓動を感じることです。 ですから普段より脈拍が速くて「ドキドキする」のも動悸ですし、1回強い鼓動を「ドキン」と感じるのも動悸です。 いずれにしても、もともと感じない心臓の鼓動を感じるため不快感が強く、「心臓が止まってしまうのでは」と不安になります。 ではどのような病気で動悸症状を感じるのでしょうか。代表的な例をいくつかご紹介いたします。

通常より脈が速い場合
 心臓が1分間に動く数を「心拍数」といいます。 通常安静時には60~70回程度ですが、個人差があり50回から90回程度は一般的によく見られます。 安定していれば脈拍を感じることはありません。しかし固有の心拍数よりも何らかの原因で早くなると「動悸」として自覚されます。 心臓自体の病気により脈が速くなる場合もありますが、心臓以外に原因がある場合も多く見られます。 心臓は自律神経という神経に支配されていますが、緊張などで交感神経の活動が活発になると脈が速くなります。 また貧血になると少なくなった血液で循環を支えようとして心拍数が速くなります。 さらに甲状腺という臓器からのホルモン分泌が多くなると心拍数が上昇することがあります。